胎教。

2004年11月8日 家族・子育て
って、まあ「胎教」のためだけではないんだけど、高知交響楽団の定期演奏会を聴きに行って来ました。

うちの団の演奏会が20日にあるんだけど、お手伝いしていただく方が4人も高響のメンバーなので、うちの団としてはしっかり聴きに行かせていただかないとね。
特に私たちフルートとしてはいなくては困ってしまうちかさんや、同じパートのオーボエの方もいるし、また更に高響のイングリッシュホルンを借りなければならないわけですし。

でもそんなんなくても聴きに行きたかったの。
だって私の大好きな曲「だったん人の踊り」や、「美しくあおきドナウ」、昔吹奏楽バージョンでやった曲「ガイーヌ」など、ほんっと聴きたい曲がいっぱいなんだもん。
去年も秋のコンサートは聴きに行ったんだけど、やっぱりオケはすっごいかっこいーです。

弦楽器の音ってすっごく甘いんだよね。
ヴァイオリンとか、チェロとかってーのは私も憧れ。
短大時代に弦の同好会にちょろっと顔を出してヴィオラはほんの少しチャレンジしてみましたが、ヴァイオリンより重いせいかアゴで支えることができなくて……。
結局殆どできないまんま、バイトに明け暮れる日々になってしまって消え去りました。

んでもって、今自分がやってるのがフルートっていう高音楽器なので、チェロのあの低音のあまーい響きにむっちゃ憧れるの。
いつかやりたいぞ!

とりあえず、最初のワルツ2曲では、お腹の赤ちゃんはリラックスしていたのが寝ていた様子でじっと聴き入ってくれてたみたい。
が、なんたって「ガイーヌ」。
「剣の舞」と言った方がメジャーですかね。
曲調も激しいせいかその辺りからもっこもっこ動きはじめました。

「剣の舞」「バラの乙女たちの踊り」「レスギンカ舞曲」は高校時代と、あと前の団で演奏したことがあるのね。
もっのすごく疲れます、フルートは(というか木管は)。
特にレスギンカは死にます、まじで。
終わったら「はあーっ」ってでっかいため息つきたくなるくらい疲れるの。
なのに、今回のプログラムってばその直後にだったん人だなんて……。
鬼だわ。
だったん人、最初はゆったりした有名なメロディなんだけど(CMにも使われてます)、途中から木管殺しなフレーズが続きます。
やったことはないけど、やったことのあるクラ吹きの友人が死んでました。
確かに、聴くたびに「すげ……」って思うもん、アレは。
でも私の尊敬する、うちに協力に来てくださってるちかさんは優雅にピッコロを奏でてました。
ほんと、すっごいわ……。

で、私が手に汗握る状態だったせいか赤ちゃんも起きたらしく、その後はずーっとひたすら動いてくれてました。
くすぐったかったですわ。

「胎教」のつもりはなかったけど、「胎教」にはとっても良かったのではないでしょうか。
妊婦さんも数人見かけましたし。

とりあえず、今日はそのちかさんからいただいたマタニティのジャンスカを着ていかにも、な格好で朝からお散歩に行って来ました。
天気も良かったし。
ちょっと遠回りして川土手なんぞをぽてぽて歩いていると、綺麗なお花がたくさん咲いています。
「これはコスモスよねー。でもこの紫色のお花は何だろう? 名前はわかんないけど、綺麗ねー」
なんてお腹に向かって話しかけます。
秋の花々がたくさん咲いていてとにかく綺麗。
でも川はむっちゃ汚かったです。
生活廃水で濁りまくり。
「川は見ないことにして。とりあえず、コスモス綺麗ねー」
周囲に人がいない間はずっとお腹に向かってお喋りしてました。
これも「胎教」かな?

ちなみに今日、明日でダンナは高松に出張。
寂しいような、のんびりできて嬉しいような……。

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